自称パーマの魔術師Lv30 タケウチの本気をまとめました。

2018/05/30

こんにちは。西荻たけさんこと西荻窪美容室チェーロの竹内です。

 

僕の得意な事、好きな事ってなんだろうと永遠と書き上げました。

それはパーマへのこだわり!!

薬剤のパワーバランス!

縮毛矯正もいっしょです。

 

そのバランスを大切にすれば髪の負担も最小限に。

その結果スタイルも扱いやすくなります。

 

あ、レベルはちなみに年齢ですww

 

では、長々とお付き合いください。

最近SNSなどでカラーの写真や毛質改善と言う名前で縮毛矯正などとても分かりやすい写真が多いですよね。

パーマに関しては僕も実際撮影などではコテを使ってスタイリングしたりします。
本当にかけたパーマって質感を綺麗に出すのが難しいので撮影などでも敬遠されがちかなと思います。

そんなパーマですが、とても大切にしている事がいくつかあります。

当たり前のベースのカットと巻き方は省きます。

いかに元の髪に負担がなくパーマを綺麗にかけるか。
そこを重点を置いています。

ちゃんと考えて使えば実際パーマのがカラーより負担が少ない場合が多いのです。

1、薬剤のつよさ。髪質によっての使い方。

2、放置時間

4、中間処理

5、2回目の薬剤

6、後処理

髪には
水分を弾きやすい性質の髪
水子を吸収しやすい性質の髪

パーマ液も強さとは別にどちらかに力を発揮しやすいなどの種類もあります。

弾きやすい髪質にはそんな髪質にあった薬剤を。

吸収しやすい髪質もそれに合った薬剤が必要なのです。

しかし、一人一人みなカラーや以前のパーマなどで髪質のダメージの違いがあり条件がちがいます。

ダメージのある所に同じ薬剤をそのままつけてしまえばかかりすぎてしまったりダメージの負担が大きくなってしまいパサパサになってしまったりします。

そこで始めから負担のある場所には巻く前に減力のできるトリートメントなどをつけてあげたりもします。

薬剤は髪質に合わせた選定、調合。
また、髪の状態に合わせたコントロールも大切なのです。

その為その後の放置時間も薬剤のつよさ、髪の状態によるのでみなバラバラなのです。
そこのコントロールも物凄く大切なのです。
30秒でパーマのかかりは薬剤によって変わってきます。

中間処理

 

パーマではかかりのチェックの後に中間処理をします。
薬剤をしっかり流して続きの薬剤を付ける作業です。

ここで必要なのは始めの付けた薬剤をしっかり流す事。

しっかり流さないとか残った薬剤が後々髪を乾燥させたりする原因になってしまったりします。

しっかり流した後に人によっては専用のトリートメントをつけてから2回目の薬剤を付ける方もいます。
髪にハリがなくなってしまった方などケラチンなど補うってハリを出すのは効果的です。
しかし、それ以外は基本的にやりません。
パーマの1剤はアルカリ性で2剤は酸性なのです。

たまに弱酸性のトリートメントを間に付けたりとかもあります。

理由急に性質が変わるのが負担になるからなどです。

しかし僕は付けません。
コレには個人的な考え方がありまして、

髪ってアルカリ性の時にキューティが開いています。
酸性では閉まっています。

弱酸性のトリートメントをつけるとキューティが閉まります。

閉まった状態で続きの2回目の薬剤をつけるとその薬剤がしっかり中まで届かなくなっているのではと。

僕の考えは始めの薬剤を最小限の負担でかけて残留物をなくし、2回目の薬剤でしっかり固定するのが一番いいかと思います。

2回目の薬剤

2回目の薬剤には基本的に2種類あります。
ブロム酸ナトリウム

過酸化水素水

この2種類があり一番始めにつけた薬剤によって切れた結合を戻す作用があります。

この2種類もどちらかを付けるかで仕上がった質感も変わってきます。

ブロム酸ナトリウムでは成分の中にナトリウムが入っており、それが髪の中に残りハリがでたりもします。
髪にコシがなくなってしまった方やパーマのカールをしっかり出したい方にオススメです。

過酸化水素水の場合は髪の中に残留する物が少ないので、軽いフンワリしたパーマをかけたい方にオススメです。

ただ反応する作用が早いので時間を置きすぎてしまうのが注意です。
その結果酸化しすぎたり、残留して活性酸素などもできてしまい後の髪の負担になってしまいます。

2つの薬剤の性質と仕上がりのスタイルを見極めての選定が必要です。

後処理

 

基本的には2回目の薬剤をつけたらパーマは終了です。
しかし、髪の状態も安定してなかったり必要のない残留物質などがのこっています。

そのままにしておくと後の髪のダメージになってしまいます。

その為パーマをかけた後にもしっかりした処理が大切です。

パーマをかけた後は髪がアルカリ性に傾いています。
もともとは髪は弱酸性なのでその性質に戻す薬剤も必要なのです。

また、パーマをかけた後濡れている状態が長いとアルカリ性が復活してきて髪の乾燥の原因にもなります。
家でシャンプーした後はしっかり乾かしましょう。

また、過酸化水素水を使った場合でもアルカリ性を弱酸性に戻すのは必要です。

また、残留した過酸化水素水を取る為には特別な薬剤が必要なのです。

 

ヘマチン

 

カタラーゼ

 

この2種類のどちらかを使ってあげると残留した過酸化水素が除去されます。

ヘマチンはアルカリ性も弱酸性に変えてくれるので万能です。

カタラーゼは過酸化水素を除去できるので僕はシャンプーに少量入れてシャンプーしたりします。
その後アルカリを除去する薬剤をつけます。

カラーのシャンプーも同じです。
カラー剤によってアルカリ性に傾いた髪を弱酸性に戻し、カラー剤にも過酸化水素水が使われているのでそれを除去します。

パーマもカラーも髪の残留する薬剤をしっかり取ってあげることが長く綺麗な髪を保つ秘訣だと思います。

 

 

からの!僕の考える縮毛矯正とは。

 

縮毛矯正とは薬剤を付けて時間を置き髪を柔らかくします。

乾かしてストレートアイロンを使いクセを伸ばし、それを固定するためにまた別の薬剤を使います。

こんな感じ。

 

時間は人それぞれですが3時間前後いただきます。

 

ざっと工程はこんな感じです。

 

 

パーマと同じですがその中のバランスが大切なのです。

 

先日とある縮毛矯正の勉強会へ行きました。

工程はほぼ同じです。

 

違いは何処なのかと言うと、薬剤とアイロンによるバランスがちがいました。

 

講習では薬剤でより髪をしっかりと柔らかくしてその後にしっかりとアイロンを加える。

 

この方法ですと間違いなくしっかりとストレートになります。

艶でるでしょう。

 

これはこれで正解です。

ちなみに美容師さん一人一人独自の考え方や方法があるかと思います。

間違いなんてほぼないのです。

大切なのはやはりバランス

違いはどこを目指してどこにこだわりを持っているか。

薬剤とアイロンのパワーバランス。

 

これが違うのだと思います。

 

僕の考える縮毛矯正のパワーバランスは薬剤4に対してアイロン6

 

勿論髪質によって多少前後します。

髪が柔らかいクセの方などは薬剤の力は勿論少なくなったりもします。

硬毛の強いクセは薬剤の力を強めたりします。

 

僕的には薬剤は最小限でアイロンの力をしっかり借りる。

 

このことを心掛けています。

 

それはなぜなのか。

 

髪の毛は生えてきてところはもう死んでいるようなものです。

実際いくらトリートメントをしてもダメージを負った髪は治りません。

トリートメントは傷んだ髪を誤魔化すものなのです。

 

カラーやパーマをしてない健康な髪をHP100としましょう。

そこからカラーによるダメージ、パーマによるダメージ、縮毛矯正によるダメージ

 

これらをHP100から施術をするごとに減らしているのです。

 

縮毛矯正は美容室のメニューのなかで1,2を争うくらい負担が大きいメニューです。

 

髪に薬剤での負担を大きくしていくとその分ダメージは大きくなります。

その分真っ直ぐにはなりますが。

 

僕は髪に出来るだけクセの伸びるギリギリの強さの薬剤の強さ、放置時間。

これを心掛けています。

それにより髪がペタンとしにくく真っ直ぐになりすぎない自然な縮毛矯正が可能になります。

 

薬剤を塗布して少し時間を置きます。

そして髪の薬剤による反応をチェックします。

 

熱の伝え方

 

その後お流しをします。

水分量を均一になるように乾かします。

乾かし過ぎないのもポイントです。

ちょっとした裏技アイテムを使います。

薬剤の力を最低限にしているのでアイロンの力を効きやすくするためです。

 

シワの付いたシャツを家でアイロンするとします。

ちなみにアイロンはスチームのでないモードでww

 

シワは当然伸びにくいです。

 

では少し湿ったシワのシャツならどうでしょう??

 

良い感じにシワも伸ばせませんか??

 

髪の同じなのです。

 

そこからやっとアイロン作業です。

ここのポイントはアイロンする時の温度と分けとる薄さ。

髪も温度によるダメージもあります。

薬剤での反応の強さもここでのアイロン操作に影響があります。

 

本当に全てバランスが大切なのです。

 

分けとる薄さも厚いと早く終わりますがと熱が届かなくてクセが残ったり。

適度な厚さ、温度、分けとる薄さ。

 

これがアイロン操作でかなり大切です。

 

コレが上手くいくとアイロンした所のツヤ、手触りの変化がやりながらでもわかってきます。

 

アイロンも自然に内に入るように。真っ直ぐになり過ぎないように。

 

気持ちを込めてw

 

その後にまっぐに固定する薬剤を塗布します。

 

この薬もパーマのブログ同様質感によって変えたりもします。

 

アイロン中は僕の魂を消費する作業なのでもしかしたら僕はどんどん元気がなくなってくるかもしれませんww

 

きっとお客様もずっと座って眠くなったりすると思います。

そんな時はどうぞ寝ててくださいw

 

多少の前のめりなど関係なくしっかりアイロンさせて頂きます。

 

たまにビクッ!!ってなるのは危険なのでやめて下さい。

100度以上の高温のアイロンです。結構危険です。

 

耳とか挟んだら洒落になりません。w

 

魂の縮毛矯正

 

縮毛矯正は美容室にあるメニューで1,2を争うほど髪に負担のあるメニューですが1,2を争う位慎重で魂を消費するメニューですw

 

僕は自分でやる縮毛矯正は

 

魂の縮毛矯正

 

と呼んでいますw

 

かなりの魂消費量な為仕上がりは自信があります。

 

ちなみに・・・

僕は縮毛矯正で1度かけて所は基本かけません。

他の美容室とかで真っ直ぐになり過ぎてしまって直してくださいとかもほぼ直せませんww

 

どうしてもな方は髪の状態をみて別の方法を提案させていただいていますが。

1度縮毛矯正をかけたら次回は伸びた所だけをやりましょう。

 

髪のHPを減らし過ぎないように。

 

僕のかける縮毛矯正ですと基本あまりオススメしませんが飽きたらパーマもかけることも可能です。

その方の髪質にもよりますが・・・w

 

ちなみに僕の縮毛矯正に僕のパーマなら可能ってことです。

 

その時の薬剤選定、巻くロッドの太さなど経験と知識が必要です。

 

 

その後また縮毛矯正したいとかはやめて下さいww

パサパサの真っ直ぐすぎるのなら可能かもしれませんが、流石に僕も怒りますww

 

 

たまにどこかの美容師さんとかで縮毛矯正を2時間で終わるとか伺います。

凄いですよね!!無駄のない施術なのでしょう。

お客様をお待たせしてしまうのは美容師の罪です。

 

 

僕も本気で真っ直ぐにすることだけに重点をおいたら2時間とはいかないですが大分早くできそうです。

 

でも僕は今の縮毛矯正に自信をもっているので今のままでやっていきたいです。

その為長くて3時間半くらいはお時間頂くかもしれません。

時間の罪は仕上がりで挽回させていただきます。

 

僕もほぼ付きっ切りになりますのでもうちょっと値段上げたいくらいww

 

これからに時期に縮毛矯正が気になっている方ご相談ください。

 

髪には水を弾きやすい髪質、水を吸い込みやすい髪質があります。

その髪質よって薬剤のセレクトも変わります。

 

薬剤に髪のどの部分に作用するかも変わってきます。

 

そこは僕たち美容師の的確な判断が必要なのです。

 

おまけ

 

美容室でのシステムトリートメント

美容室でしっかりしたトリートメントをした事がある方は沢山いるのではないでしょうか?

勿論、髪をいい状態に保つ為には必要な事です。
ただ・・・

先ほどお話した残留薬剤。
こちらの処理をしっかりした後にしていただきたいです。

美容室でのシステムトリートメントは髪の内部への栄養補給、それを閉じ込める為のコーティングをしていきます。

髪の中に残留薬剤が残った状態で栄養補給をして閉じ込める為のコーティング。

それをしてしまうとしたばかりは手触りなど変化はかわりません。

コーティングされていてサラサラになっていますからね。

そのコーティングが取れてきてしまうと閉じ込められたときに残留薬剤が内部で悪さをしてしまい、より乾燥してしまっている状態になっていたりします。

こんなことにならないように、しっかりと残留した薬剤を無くして綺麗な髪を長く保っていきたいですね。

出来るだけ負担を無くして綺麗な髪をより長い期間保つお手伝いをさせて頂きます。

 

 

 

 

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